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キーボーディストが在籍しているバンド20選 【今やキーボードがバンドの中心人物!?】

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the 3 minutes

名古屋発の5人組バンド。その特徴は上記動画を聴いてもらえれば分かるようにシンセ・サウンドを前面に押し出したポップかつロックなサウンドが特徴。

それもそのはず、楽曲の作曲やアレンジを手掛けているのはキーボーディストのひろ坊で、ここでもキーボーディストが中心のバンド運営になっています。

エレクトーン出身者らしく、曲作りの際はリズムを含めたアレンジも同時に浮かぶあたりがわかりみですね。

ライブもメンバー全員動き回るタイプの演奏で、若者らしいエネルギッシュさがいいですね!

カフェラン
カフェラン
バンドのテーマが「あなたの3分を魅了する」ということらしいです。

CHAI


CHAIは2012年から活動しているガールズバンド。「NEOかわいい」をコンセプトに活動中。双子のマナ(Vo,K)とカナ(G)を中心に結成されましたが、楽曲の肝はリズム隊。

というのも、このバンドの楽曲アレンジはシンプルでベースとドラムだけで成立しちゃうくらい、ある意味洋楽っぽい作りになっています。

実際、2016年にSpotify UKチャートに突如ランクインし、翌年には全米ツアーを行うなどインディーズながらも海外志向が強い面もあります。

楽曲は動画をご覧いただければ分かるとおり、なかなかインパクトがあって面白い。ライブも楽しいと評判のようです。

先ほどご紹介したサイレントサイレンとは、正反対の魅力があるガールズバンドといえるでしょう。

 

the telophones

the telephonesは2005年結成ですが、2015年の未期限活動休止を経て、2018年から新たに活動再開しています。

ボーカル石毛輝のハイトーンボーカルが特徴的。石毛輝は全ての作詞作曲もこなしつつ、ボーカルとギターを兼ね、さらにシンセまで演奏します。

the telephonesにはもう一人、岡本伸明というキーボーディストもいて、一聴するとギターが目立つロックバンドのようで、シンセサイザーがポイントになっています。

キーボーディストでもこういうハジけたバンドやりたい!っていう人には、ある意味お手本になるバンドかなと思います。

ネクライトーキー

2017年結成の5人組ロックバンドで、メジャーデビューは2020年と非常に新しいバンドです。

ギターの朝日が別名義(石風呂)で活動しているボカロ楽曲のセルフカバーを中心としていることもあり、ロックバンドとはいえアレンジが独特ですね。

ギターアレンジが特に独特でユーモアの要素もありつつ、ボーカルもっさの声も特徴的なのでそれらが相まっての個性が発揮されていると感じます。

キーボードは中村郁香は当初サポートとしての参加でしたが2019年から正式メンバーとして加入しています。ピアノ主体というよりは、シンセリードなんかをうまく使って楽曲に彩りを加えていますね。

キーボードソロが登場する曲が割と多いのも特徴的ですね。こういう部分も時代が変わってきたなぁ~って思います。

 

Gecko & Tokage Parade

Gecko&Tokage Paradeは、2013年に結成された4人組インストバンド。ピアノがメインですが、メロディで聴かせるというよりは、ピアノのリフをリズムカルに展開するような楽曲が多く、そこがフュージョンバンド等とはちょっと異なるところかなぁと感じます。

ソロピアニストとしても活動するキーボードの佐藤航は、ハードロックをルーツに持ち中高生の頃はジョンロード等のコピーをやってたうえで今の音楽性ですから分からないもんですね。

そしてメンバーもギターはハードロック、ベースはジャズ/フュージョン、ドラムがクラシックとそれぞれバックグランドが異なる、楽曲もそういう目線で聴いてみると色々と楽しめますよ。

 

ねごと

ねごとは2010年メジャーデビューの4人組ガールズバンド。

ボーカル&キーボードを兼任する蒼山幸子の透明感のある声に、ポップで煌びやかなアレンジをベースに展開するバンドは、日本のガールバンドシーンに存在感を放っています。

実はこのバンドのメンバー。マルチミュージシャン具合が半端ないです。

ヴォーカル&キーボードの蒼山幸子は、元々はドラマーでギターの経験もありますし、ベースの藤咲佑は幼少期からピアノの経験があります。そして、ドラムの澤村小夜子に至ってはピアノ、三味線、箏、吹奏楽ではマリンバと様々な楽器を操ることができます。特に以前TVでピアノを正確に弾けるかを競う番組にドラマーでありながら出場しよい成績を残していました。

そういうメンバー個々の音楽的バックグランドも分かって聴くと、より楽しめますよ!

残念ながら2019年7月にバンドが解散されています。

 

SANOVA


SANOVAは”バンド”というより、ピアニストにサポートのベースとドラムを加えたソロプロジェクトですが、2017年メジャーデビューとやはり最近登場したピアノメインのアーティストですから是非紹介させていただきます。

SANOVAのテーマは”猪突猛進”。ピアノの堀江沙知自身が掲げたテーマですが、この言葉どおりその音楽は、疾走感のあるリズムの上をメロディアスで切れ味のよいピアノが踊っている…という表現がピッタリくるような、そんな気持ちのよい楽曲ばかりです。

ニュース番組(報道ステーション、NEWSZERO、ミヤネ屋等)をはじめ数多くの番組で楽曲が使用されているのは、やはりキャッチーで耳に残るからでしょうね。

ピアノをがっつり聴きたい!という方には特におすすめです。

 

ポップしなないで


ポップしなないでは2015年結成のキーボードとドラムの2人組。こういった編成自体めずらしいですが、そのサウンドは2人とは思えないほど広がりがあります。

ライブでも同期モノやサポートもいれず、ホントに2人で出せる音だけで勝負しているのも潔いというか好感もてます。編成が少ないので他の曲も似たような感じでは?と思う方もいると思いますが、結構幅広いバリエーションをもっていますので、是非他の曲も聴いてみてほしいです。

キーボード&ボーカルのかめがいの歌声はソウルフルで表現力がすごい。

showmore


ヴォーカル根津まなみとキーボード井上惇志による2017年活動開始のピアノボーカルユニット。

大人の魅力が詰まった歌詞とヴォーカルスタイルに、テンションを多用したおしゃれなピアノアレンジ。都会的な雰囲気がムンムンと漂っています。

オリジナル・ラブとか椎名林檎の系統といえば分かりやすいでしょうか?

アレンジには基本的にギターを使用せず、鍵盤のみでどこまで世界を広げられるか、というこだわりもあるそうで、そういった鍵盤を中心としたアレンジを味わえるという意味でも様々な楽曲を聴きたい!と思わせてくれるユニットです。

DEZOLVE


若手フュージョンバンドからも1バンド紹介します。「フュージョンなんで鍵盤いて当然じゃん」と思われるかもしれませんが、正統的なフュージョンでこうして若手が活躍してくれるとシーンも盛り上がってくると思うんですよね。

DEZOLVEは2014年結成、2018年メジャーデビューです。

キーボードの友田ジュンは、3歳からピアノ、5歳からエレクトーンを習っており、普通のJPOP等も好きだったようですが、なんといっても父親の影響で幼少期からカシオペアやT-SQAUREを聴いて育ったというから、なるべくして今がある…という感じですね。

このMVも正統派で個人的にもお気に入りです。ピアノを上のアングルから撮影するのは手の動きもよく分かっていい試みですね。

まとめ

今回ご紹介したバンドの多くは2010年代にデビューしたケースが多く、特に2015年以降にデビューした新しいバンドが目立ちます。

また、offical髭ダンディズム、SHE’S、the 3 minuts、ねごとなど、キーボーディストがバンドの中心人物(Voや作詞作曲担当、リーダーなど)であるケースも多くなっています。

昔はバンドでライブをやっても対バンにキーボーディストがいることは少なく、ライブ終わりの飲み会でもパート同士で話が盛り上がっているのを尻目にちょっと寂しい思いをしたものです。

キーボーディストの地位があがった?今、どんどん主張していきましょうー!

 

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