という独学の壁にぶつかってしまった方に向けて、おすすめしたい練習方法をご紹介します。
今回ご紹介するのは、独学と教室の中間とでもいうべき、”ピアノ講師が指導する動画によるピアノ講座”です。独学では物足りない、教室は敷居が高い…そう感じている方は是非参考にしてみてください!
30日でマスターするピアノ教本&DVD
講座の概要
現役のピアノ講師が制作したDVDによる動画講座はその名もズバリ「30日でマスターするピアノ教本&DVD」というものです。その名のとおり教則本と動画を使って、1か月で2曲を仕上げるという内容の講座です。
レッスンの雰囲気がわかる動画がこちらです。
この講座がどういうものかを表す場合、海野先生自信の言葉を借りるのが一番手っ取り早いと思いますので、公式サイトから一部抜粋します。
ピアノを弾けるようになりたいのに、ピアノ教室に通う時間も無い、さらに今さら教室に通うのも恥ずかしいやら面倒やら、
こんな願望を叶える初心者向けのピアノ練習法が無いのです。ですから、私はこの心の底からの願望を、叶える為の研究をしてきました。
そして、行き着いた先は、
- ピアノ教室に通う時間のロスを徹底的に省くこと
- 「1週間でここまで弾く」という区切りを付けても、社会人にはピアノが難しいということ
- 時間に余裕のある時には一人でどんどん先へ進めること
- 全くのピアノ初心者でも、ドレミが読めなくても、まずはピアノを弾くことが先決
この4つでした。
いかがでしょうか。ピアノ教室ではちょっとハードルに感じる部分を解決しながらも独学で足りない部分をうまくカバーするという理念が感じられます。
例えば①の部分ではこのような解説が行われています。

レッスンの進め方
講座の進め方は次の3ステップです。いたってシンプル。

ピアノ教室でも課題曲を決めたら、まずは先生がお手本を弾いてくれたりします。
その部分は同じですが、DVD講座が大きく異なるのは自分が納得するまで何度でも、自分のペースで繰り返し聴くことができる点です。
楽譜が読めないことの多い初心者にとって「音のイメージをつかむ」というのは大切ですから、理にかなった方法といえます。
課題曲
「30日でマスターするピアノ教本&DVD」は第1弾から第3弾まであり、それぞれ次の2曲を30日で仕上げるという流れになっています。
曲名 | |
第一弾 |
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第二弾 |
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第三弾 |
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さらにGW中(~5/8)に申し込みを行うと期間限定で以下3曲のレッスンCDもついてきます。
- バッヘルベル「カノン」
- 一青窈「ハナミズキ」
- 讃美歌「アメイジング・グレイス」
\サイトにいろんな情報載ってまーす!是非チェック!/
ピアノ教本&DVDの特徴と感想
この動画講座に関して、特に私が感じた感想は次の2点です。
- 徹底的に初心者に寄り添った内容
- 継続しやすい工夫がされている
①徹底的に初心者に寄り添った内容
基本的にこの講座は「ピアノに触ったことがない」「楽譜も読めない」といった方でも十分受けられるように設計されています。
例えば教本の楽譜の表記にはドレミと音名がふられていたり、鍵盤のどの位置が何の音が把握できるシールが付属していたり、楽譜をまだ読めなくても、まず弾くことに注力できるようになっています。
またDVDでは初心者が特に困る部分に対して、テロップだったり手元のズームといった工夫が施されています。
ピアノを挫折しやすいのはピアノを始めた開始当初であることも多いです。それは余計な理屈から入ったり、1曲を弾けるようになるのに大変な思いをしたり、といった部分もあります。
この講座の場合は、まずは理屈抜きにピアノを通して弾けるようになろう、その成功体験をもって次に進んでいけるようになっているのが大きいと思います。
その証拠に公式サイトには60歳以降で始められた多くの方の感想が掲載されています。年齢を問わないハードルの低さということですね。
②継続しやすい工夫がされている
またピアノを挫折せずに継続しやすい工夫もされています。
ピアノ教室と違って自分のペースで出来るのはメリットであると同時に、継続性という面ではデメリットにもなりえます。
ピアノ教室の場合は次々の課題が出されますから、その半強制性が継続していく要素といえます。
講座の場合は基本的に自分のペースに委ねられるわけですが、とにかく1回のレッスンが短い時間に設計されています。
このハードルの低さが続けるうえでのポイントになっています。
また、海野先生から定期的にお役立ち情報や応援メッセージが届いたり、分からないときはいつでも質問できるというフォローアップ体制があるのもうれしいですね。
もちろんピアノ教室並みとはいきませんが、教材だけでなく先生と直接つながれるというのは精神的にも技術的にもレッスンを続けるうえでの大きな助けになると思います。
動画講座をおすすめしたい方
上記のような特徴を持つ「30日でマスターするピアノ教本&DVD」ですが、特におすすめしたいのは次のような方です。
- 独学してみたけどやっぱりお手本があった方がいい
- 誰かに習ってみたいけど決まった時間に通うということが難しい
- 誰かに習ってみたいけど毎月お金を払うのがきつい
- 自分のペースでやりたいけどもうちょっと体系的に練習したい
- コロナによって外出できないけど、期限を区切ってピアノをマスターしたい
独学のメリットを享受しつつピアノ教室の要素を取り込んだというイメージで、まさに第三の方法といえます。
イメージ的には独学の1つとして紹介したYouTubeを使った動画視聴「ネットの色んな情報を元に練習する」に近いですが、この方法は無料であるがゆえに基礎から体系的に行う学習には向いていません。

ピアノ講師が一つのメソッドとして仕上げた教本と動画の組み合わせ学習は、様々な工夫が施されているからこそ「自宅に居ながら低価格でかつ一定期間でピアノを弾ける」を実現できる可能性が高いのです。
今回は「30日でマスターするピアノ教本&DVD」を展開している海野真理先生の講座をご紹介します。
つまり、独学とピアノ教室の中間として、活用するイメージです。
独学のメリット・デメリット
区分 | 内容 |
メリット | コストが低い(初回に用意する教則本など) |
時間的な制約が少ない(自分のペースで出来る) | |
場所の移動が伴わない(自宅で出来る) | |
デメリット | 疑問点解消等に時間がかかるため練習効率がよくない |
緊張感がないため継続性に難あり |
教室のメリット・デメリット
区分 | 内容 |
メリット | 疑問点解消などにより上達までのスピードが速い |
半強制力があるため継続につながる | |
デメリット | コストが高い(月謝が必要) |
時間的な制約がある(スケジュールが決まっている) | |
場所の移動が伴う |
独学のメリットは教室のデメリット…のようにぞれぞれが裏返しの関係になっていますが、今回ご紹介する方法はこの中間といえるものです。その方法とはピアノ講師が作成した教本とDVD動画による講座です。
まとめ (まずは1曲弾けるようになろう)
このコロナショックにより自宅で過ごす機会も多い中、趣味としてピアノを始める方も多くいらっしゃると思います。
このブログではピアノを始める際の各種方法をご紹介していますが、どの方法も一長一短ありますし、人によって向き不向きがあるでしょう。
今回ご紹介したDVDを使った講座というものは、特段目新しい方法というわけではありませんが、完全独学よりは理解しやすく、ピアノ教室よりは敷居が低い「ちょうどいい塩梅(あんばい)」が特徴だと思っています。
まずはピアノを1曲通して弾ける…という喜びを実現するうえで無理のない方法ですので、気になった方は是非チェックしてみてください。
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