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”成長型”と”気楽型” 2種類の趣味を持つことのメリットについて

突然ですがみなさんはどんな趣味をお持ちでしょうか?

趣味は毎日の生活に潤いを与えてくれる、とても大切なものですね。
そして趣味を通じた仲間というのは、まるで共通の言語を持っているような、お互い通じ合える特別なものといえます。

基本的に趣味は自分の好きなこと、やりたいことを素直にやるのが一番いいとは思いますが、その中身を意識的に整えることで、より充実した生活につながると思うのです。

今回は、より充実した生活を目指すうえで、あえて「2種類の趣味を持とう」というテーマでお送りしたいと思います。

カフェラン
カフェラン
自分無趣味なんだよねぇ…って人ほど読んでみてほしいと思います

 

2種類の趣味とは

2種類の趣味とは2つの趣味というわけではなく、2系統の趣味という意味です。この2系統の趣味を私は”成長型”と”気楽型”、というふうに定義したいと思います。

例えば3つくらいの趣味をもつ多趣味な人がいたとして、その全てが気楽型かもしれませんし、その逆で成長型かもしれません。

今回提唱するのは、趣味のバランスをどっちかに偏らせるのではなく、バランスよくやってみましょう、というものです。

たとえば3つの趣味をやるのであれば、1つは成長型、2つは気楽型といった具合です。

では、”成長型””気楽型”とは、どういった趣味を指すのかについて、説明します。

 

成長型と気楽型の定義

成長型の定義と趣味例

女性カメラマン

成長型の定義は「趣味を通じて自分が成長できる」というものです。
具体的にはスキルが身に付く、資格を取得できる、仕事や生活に役に立つ…などです。

別の言い方をすると受け身ではなく自分から動き出す”能動的”な趣味といえます。
では、どういった趣味がそれに該当するかピックアップしていきたいと思います。

成長型の趣味例

  1. 楽器演奏
  2. 語学
  3. 料理
  4. 写真撮影
  5. 絵画・イラスト
  6. プログラミング
  7. スポーツ競技
  8. ジム通い(筋トレ・ダンス等)
  9. ウォーキング・散歩
  10. 釣り

いずれも、自分自身がプレイヤーであり、努力や試行錯誤が必要となる趣味です。

 

気楽型の定義と趣味例

読書する女性

気楽型の定義は「リラックスして楽しめる趣味」というものです。

基本的には受け身であるため”受動的”な趣味といえます。
では、どういった趣味がそれに該当するかピックアップしていきたいと思います。

 

気楽型の趣味例

  1. 音楽鑑賞
  2. 映画鑑賞
  3. スポーツ観戦
  4. TV鑑賞
  5. 観劇
  6. ゲーム
  7. 読書
  8. ドライブ
  9. ギャンブル(パチンコ、競馬等)
  10. 食べ歩き

観戦や鑑賞といった”誰かが作った作品や行為”を見ることが中心のものが多いです。
あまり難しいことをごちゃごちゃ考えずに、リラックスして楽しめるものです。

読書については、知識がインプットされスキル向上に結び付く場合があるため、判断に迷う部分もありますが、ここでは小説や漫画を中心とした読書とします。

またギャンブル愛好家の方からすると、「競馬だって過去の傾向や馬のデータ分析したりで努力が必要なんだ!」という声があるかもしれませんが、基本的な構造としては受け身の要素が強いと思いますので、気楽型と定義しています。

 

2種類の趣味でバランスよく…を推奨する理由

バランスをとる

成長型と気楽型の趣味がどういったものを指すのか分かったところで、ではなぜ2種類の趣味をバランスよく混ぜて取り組んだ方がいいのかについて、私なりの見解をお話しします。

この話はそれぞれの趣味のメリット、デメリットを交えて説明します。

成長型を趣味にすることのメリット

  1. スキルが身に付く
  2. 何らかの変化を体感できる
  3. 試行錯誤を通じた分析力が身に付く
  4. 地道に取り組むという考え方を養える

①スキルが身に付く

楽器演奏にしても語学、料理にしても、やればやるほど専門スキルが身に付きます。そういった得意分野を持つことで、様々な場面で自信をもって行動できるようになります。

カフェラン
カフェラン
仕事や学校で苦手なことがあっても、自分にはアレがある!という心の支えにもなるものです

②何らかの変化を体感できる

作品を生み出す趣味(料理、イラスト、写真、プログラミング等)であればクオリティに。
体を鍛える趣味(ジム通いやウォーキング)であれば体重減や筋力アップといった自分の体に。

取り組んだ結果が、成果として反映される楽しみがあります。自分自身の成長を実感することでよりその趣味が好きになり、更なる継続性につながるという好循環をもたらしてくれます。

これも自信につながる要素ですね。

③試行錯誤を通じた分析力が身に付く

成長型の趣味はある意味”試行錯誤”の連続です。楽器や絵、プログラミング、カメラ…奥深いこれらの趣味は色々悩みながら、上達していくものです。

どうやればうまくなるか、もっと効率歴にできるか…現状に対する分析を続けることで、「分析力」という考え方自体が素養として身に着けられる可能性が高いです。

④地道に取り組むという考え方を養える

好きで始めた趣味とはいえ、すぐに上達するわけではありませんし、またすぐに上達できる裏技や特効薬も無いのです。

つまり、結局はじっくり、コツコツ、努力を続けるしかないのです。

成長型の趣味に出会い、続けている人は、そのことに気付いているため、日常生活の場においてもそういった思考で行動できる人が多いと思います。

とかくすぐに結果を求めたがる現代社会において、こういった考え方を身につけられると強いと思います

 

成長型を趣味にすることのデメリット

  • 上手くいかないことで日常に悩みを抱える

これはデメリットとはいえないかもしれませんが、成長型の趣味は、取り組むことで文字通り成長につながるものです。しかしこれには必ず停滞期やうまくいかない時期が訪れます

そういった時期を繰り返して上達していくともいえますが、悩みが強すぎると日常生活の場にもその影響が現れたり、いやになってその趣味自体辞めてしまう、なんていうことも見受けられます。

カフェラン
カフェラン
成長型ならではかもしれませんが、それだけ本気で向き合っているからともいえますね

 

気楽型を趣味にすることのメリット

  1. 精神的なリラックス効果
  2. コミュニケーションツール

①精神的なリラックス効果

音楽を聴く時間や映画を観る時間、その時間は雑念に振り回されず、その作品のみに向き合える時間です。心が非常にリラックスしている状態といえます。

特に泣ける映画などを見た場合は、リラックス状態を司る副交感神経が優位になることで、ストレスが低下することが科学的に判明しています。(副交感神経の働きによって夜に眠りにつく時のような状態になるようです。)

忙しい日常の中に、こういった時間を設けることは、また頑張っていく上で非常に大切でしょう。

②コミュニケーションツール

気楽型の趣味は、誰でも楽しめるライトなものが多いため、それだけ共通の趣味を持っている人が多いといえます。

好きな音楽や映画、美味しいお店の情報や最近読んだ本…それらの話題は人間関係を円滑に回すためのツールにもなります。

また、ライトな趣味とはいえ、その知識量によっては一目置かれる存在になるため、その辺りを目指してみるのもいいかもしれません。

 

気楽型を趣味にすることのデメリット

  1. やりがいなどの成長性要素が薄い
  2. 成長型に比べてランニングコストが高い

①やりがいなどの成長性要素が薄い

基本的にはその場、その時に楽しめればよいものですので、”やりがい”といったものとは無縁と考えてもらっていいと思います

むしろやり過ぎると、”時間の浪費”といったフェーズに入ってくる場合すらあります。ゲームやギャンブル、TV鑑賞などはその最たるものですね。

②成長型に加えてランニングコストが高い

どんな趣味でもある程度のお金はかかるものですが、中でも気楽型の趣味はその都度お金のかかる(ランニングコスト)趣味が多いと思われます。

反対に成長型は、初期投資(イニシャルコスト)こそかかっても、ランニングコストは低い傾向にあります。

例えば楽器演奏の場合は楽器、写真撮影ならカメラ、絵画なら画材道具…といった具体に最初に用具さえ揃えてしまえば、日々の活動はそれほどお金はかかりません。

この違いは趣味の性質の違いです。

あくまで自分がプレイヤーとなって主体的に活動する成長型は、お金をかけない工夫はいくらでもできますが、受け身で他者の作品等を聴く、観る、味わう気楽型は、それを提供してもらうこと自体が目的になっているため、都度お金がかかるのは当然といえます。



 

結論

ここまで各趣味の特徴を確認してきました。そこでいきなり結論ですが、趣味のバランスをとる目的は、ズバリ「両方の足りない部分を補い合えるから」なのです。

成長型は自分の成長を実感しながら好きなことにまい進できる、やりがいや自信もつく、ということでイイことづくめな気がしますが、地道な努力が伴いますし、時には上手くいかず悩むときもある。

そんなときに、好きな映画を観たり、好きな音楽を聴いたり、おいしいものを食べにいったりすることで、気分転換する。

この両者をうまいバランスで取り組めば、生活に張りを与えながら、ストレス解消という本来の趣味の目的も気軽に達成できるでしょう。

 

おすすめの趣味

ピアノを弾く人
ししょー
ししょー
オレ無趣味なんだよねぇ
ししょー
ししょー
オレはドライブと読書くらいかなー

そんな今現在これといった成長型の趣味を持ち合わせていない方へのおすすめとして、当ブログ「けんばんプレイヤーズ」としては、是非ピアノをおすすめいたします

他の楽器にもいえることですが、ピアノはやればやった分だけ成長を味わえる楽器です。そして、一人で歌いながらでも、メロディを弾いても楽しめるし、仲間とアンサンブルしても楽しめる…そんなシーンを問わないスタイルもおすすめしたい点です。

また、ピアノは脳細胞を活性化させ、学力を上げたり、認知症の予防になることもわかったいます。

ピアノを弾く子ども
【楽器演奏と脳発達の関連性】ピアノが学力向上にも有効な理由こんにちは、カフェラン(@Cafe21130317)です。 音楽は学校で習う科目の一つであることからも、教育的に重要であるのはいう...

 

ピアノはなかなか習得が難しい楽器ではありますが、それだけに一生ものの趣味として付き合っていけるものだと思います。

カフェラン
カフェラン
こっそり練習して友達や家族、恋人をびっくりさせるっていうのも面白いかも!?

 

実際のモデルケース

趣味を発表

最後に私カフェランの趣味構成を発表したいと思います。

成長型

  • 楽器演奏(ピアノ、ドラム、ギター)
  • バンド活動(キーボーディスト)
  • ジム通い(筋トレ、スイミング)
  • ブログ書き
  • 散歩、ウォーキング
  • 家庭菜園

気楽型

  • 映画、音楽鑑賞
  • 格闘技観戦
  • サイクリング(家族で)
  • ネットカフェで漫画
  • 子どもと遊ぶ

 

どうでしょう?自分ではなかなかのバランスではないかな、と自負しています。
特にジム→外食→ネカフェコースは、自分の中で黄金ルートですが、これが出来そうな週末は数日前からウキウキしていまします。

また、ウォーキング中に音楽を聴くなど、2つの趣味を同時に行います。これはなかなかコスパよいです。

 

まとめ

数ある趣味を成長型と気楽型で分類し、それらをバランスよく自分の趣味として組み入れることのメリットを説明させていただきました。

何でもバランスが大事です。

きつ過ぎても続かないし、楽すぎてもやりがいがない。うまくバランスを取りながら、是非充実した生活を送るスパイスとして取り組んでいきましょう。

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