TRIXの16thアルバム「ECCENTRIX」CD発売記念ツアーの千秋楽である、横浜Thumbs Upのライブに行ってまいりましたので、その模様をリポートします!
【速報】ツアー千秋楽爆裂盛り上がって終演!!!全国各地でご来場頂いた沢山の皆様、ありがとうございました!あー楽しいツアーだった…(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)🐝#TRIX#ECCENTRIXツアー pic.twitter.com/NX01fxssQg
— 佐々木秀尚 (@hidehisa_ssk) October 22, 2019
上記ツイートでのササキングの恰好をみてください!これだけでも大盛り上がり具合が伝わってくると思います。いつも思いますが、こんなにも”感動”と”笑い”が同居するバンドって、TRIXしかないんじゃないか…そう思うほど、楽しいライブでした!
あと今回のアルバムは、なぜかすべての曲が”虫”に関係していますが、そのあたりの謎?も解けましたよ!
セットリスト
- 極楽トンボ
- Hercules
- バッハの隣
- 涙のみんみん蝉
- 雪の天使
- Turn Up!!
- ルリタテハの飛翔
- Beetle Train
- Spassion Hunter(ドラムソロ)
- マグナムモスキート
- ATLAS
- 中国天道虫
- Recollection
- Double Up
ライブリポート
横浜Thumbs Upは今回初めて訪れましたが、ライブバー&レストランをうたっているだけあって、通常のライブハウスとは異なり、テーブルでお食事をしながら…っていう雰囲気のハコです。
それだけに一人で行くと座る場所に迷いましたが、他グループさんに相席させていただきました!千秋楽にしてはちょっと小さめなハコかな?ということもあり、超満員でスタートです。
オープニング・前半
メンバー登場~…ん?みんな背中に羽は生えている…。
初っ端からサービス精神全開で始まった1曲目はアルバムの2曲名を飾る「極楽トンボ」。
この曲では”チャーンチャーンチャーン”っていうキメがあるんですが、ちょうど気を付け!礼!なおれ!…に似ているからか、曲のその部分ではみんなそろってお辞儀していました。
そして引き続きの2曲目はササキング作曲の「Hercules」。
明るい疾走系ナンバーで、メンバーの動きが早くもフルスロットル状態に!
ちょっと大丈夫??…ってくらい動きまくっていることに加え、今回のツアーで初登場したステージ中央のトランポリンで、跳ねる跳ねる。ドラムの熊谷さんも、異常なノリで叩き続ける。
TRIXツアー千秋楽🎶
楽しむよ~🎵 pic.twitter.com/9Zx8No7NFZ— みほまん@11/6本厚木Cabin🎶 (@mihomanhachikin) October 22, 2019
でもこの曲はライブで映えますね。ギターソロもとてもかっこいい。
そしてここでMC。
須藤さん、ハァハァいいながら「ドラムの人……叩きすぎっ」と指摘しながら、「あんたはいつもそう」ってオネエのノリw
その流れのまま熊谷さんによるメンバー紹介。
まずはキーボードのアヤキングをいつものようにイジった後は、ササキングの紹介。
ここでササキングが、実はずーーっと髪を切りたかったそうですが、ツアーが終わるまでは我慢していたことを告白。「このプロ意識を褒めて!」という流れから、なぜか髪の毛がさみしい須藤さんにみんなの視線が…(苦笑)
ここで須藤さんが「無いものは無いからな!」などど反撃し、出だしからお笑い要素満載です。
そしてここから「バッハの鱗」「涙のみんみん蝉」「雪の天使」と3曲連続で披露。
「雪の天使」は熊谷さん作曲のピアノバラード。ほぼアヤキングによるソロピアノ状態です。アルバムタイトルどおり”エキセントリック”な曲が並ぶ今作の中でも、正統派バラードでとてもよい曲です。
弾いていないときの須藤さんやササキングの動きにも注目です。トランポリンに腰を下ろし体育座りしているなど、思い思いに過ごしています。
曲が終わって熊谷さんから「美しいねぇ~」としみじみ。「大切な曲だからアヤキくんに弾いてもらってうれしい」と殊勝な言葉。
「そしてバックで包み込むようなササキングのギター…すばらしい…2人合わせてーーダブルキーーング!」とこちらも熊谷さんのお約束!
佐々木さんが「それ言いたいだけじゃないですか」とあきれ顔w
ここで佐々木さんから16枚目はなんでか虫のアルバムになっちゃったことを持ち出しますが、披露したばかりの自身の曲「Hercules」が、熊谷さんによって「スーパーカマキリ」というタイトルになりそうだったことを激白!
レコード会社も「いいですねぇ」と…いやなんでだよ!とつっこむ佐々木さんが素敵です。
中盤
6曲目は前作Festaから「Turn Up!!」。ギターのカッティングと、ピアノのメロディがリズムカルな曲です。サビで動きを合わせたステップと、観客と一緒に行う拳の突き上げは楽しい。
7曲目はアヤキングがおもむろにピアノを弾き始めたと思ったら、他の3人はステージを後にします。しばらくコンテンポラリージャズのような演奏をしていたら、3人が戻ってきましたが、その背中には大きな蝶の羽が!(蝶の羽のようなマント)
そして、始まった演奏はアヤキング作曲の「ルリタテハの飛翔」。
この曲ではサックスも登場するなど、都会の夜を思わせる大人でムーディーな雰囲気が漂います。他の曲との対比もすごい。
曲が終わり、須藤さんから「なんか違う虫がいるー」と指摘。実は蝶々の中に、てんとう虫が紛れ込んでいたのでした。その正体は熊谷さんww
そしてここでも、”熊谷徳明による仮タイトル付け事件”を告白。
実は当初の仮タイトルは「エンドーム・オブ・ウインター」とのことでしたが、熊谷さんが提案したタイトルは「雪虫の迷宮」ww
「い、いや、迷宮って感じで作ってないので…」とアヤキングの遠慮がちな抵抗。
そのやり取りを一通りみていた須藤さんが口を開く…。
「俺の作った曲のタイトルの話、いつ言おうかと思ってたけど、聞きたい?」と須藤さん。ちなみに須藤さんの曲は「Beetle Train」という曲ですが、ここで熊谷さんからの提案は…「ザ・ふんころがし」ww
これには会場内大爆笑!いやー最高ですね。
8曲目はその「Beetle Train」を演奏。この曲中では各パートのソロもふんだんに盛り込まれていましたが、今回も定番の客席乱入ありました。
冒頭でも触れたとおり、かなり狭いハコの中に超満員ですから、出来るのかな?と最初思っていましたが、須藤さんはお構いなしに縦横無尽に移動して弾きまくります。
終盤・アンコール
盛り上がった「Beetle Train」の後は、9曲目の「マグナムモスキート」。モスキートなのにマグナム!?
そして続いては、前作Festaのリードナンバーでサックスのユッコ・ミラーが参加した「ATLAS」。この曲も盛り上がりました!
さてここからアンコール。
楽屋から再登場した4人は、再び昆虫の姿に!
アヤキング:てんとう虫
ササキング:ハチ
須藤さん:なぞの虫?(羽が前についてる)
熊谷さん:カマキリ(の眼鏡のみ)
ここではなんといってもササキングですね。
肩がでたセクシーが上半身にスカートにストッキング。そして大き目のサングラス…いかしてます(笑)
ECCENTRIXツアーファイナル、今回も幸せな時間でした。感謝❣️
終演後、佐々木氏の背中の羽根がそろそろ力尽きそうでしたね。あの羽根もよく働きましたよね😊
何よりあの衣装を承諾した佐々木さんのサービス精神には脱帽でした。
次のツアーはいつかな🎶
#TRIX— BUN2 (@bun2oba) October 23, 2019
TRIXツアー千秋楽@横浜サムズアップ、炎の如く燃えつきました!それにしても🐞姿の演奏は正しくうっしっし🤣🤣個人的に蝶🦋仮面もうっしっしですが(笑)超満員のお客様にも楽しんで頂けてとても光栄であります!有難うございました!これからも頑張ります‼️
— AYAKI (@ayaking8777) October 22, 2019
さて、ここで演奏する曲はだいたい想像つきました。「ECCENTRIX」て演奏していない曲が一つだけあったからです。それが「中国天道虫」。
そしてアンコールが続きます。
熊谷さんから「こういう格好で演奏するのは初めての曲です。果たして合いますでしょうか」といった言葉の後、「いや、合う曲ないでしょ」と佐々木さんの言葉。これにはみんな共感。
始まったのは定番の「Recollection」。ここで会場は総立ち!
そして続くはこちらも定番の「Double Up」
やはりこの2曲は盛り上がりますね。
こうして、この日のライブが終了するとともに、「ECCENTRIX」発売ツアーも終了を迎えました。
まとめ
TRIXのライブリポートをお届けさせていただきました。
TRIXの場合は曲がかっこよいのはもちろんですが、MCが非常に楽しいので、なるべくその雰囲気が伝わるように書いたつもりです。
1年に1回はアルバムを出しているので、また来年の音源発表&ライブを楽しみにしたいと思います。
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